小田原 名古屋 新幹線 回数券

 

小田原-名古屋では、回数券・金券ショップのチケットは本当にお得か？

回数券や金券ショップの格安チケットを使うと、新幹線に安く乗ることができる。
では、これを小田原-名古屋で使うと、本当にお得なのか？料金を比較してみた。

 

 

 

【小田原-名古屋】回数券・新幹線格安チケットの料金

まずは、小田原-名古屋の、回数券と金券ショップの格安チケットの料金を確認！
この区間の、回数券1枚の価格は？金券ショップでの販売価格は？

「自由席」回数券は1枚7,900円

小田原-名古屋では、「自由席」の回数券のみ、6枚セットで販売されている。
販売価格は6枚で47,400円なので、1枚の価格は7,900円。
自由席通常料金（8,570円）と比較すると、片道670円、往復1,340円お得。
自由席なら「ひかり・こだま」のどちらでも利用できる。

座席	通常料金	回数券1枚	差額
普通車自由席	8,570円	7,900円	▲670円

なお、自由席回数券の販売は2024年12月まで。
エクスプレス予約・スマートEX会員の方は「EX早特1」が同じ料金で利用できる。

金券ショップの格安チケットの価格は？

金券ショップへ行くと、「新幹線格安チケット」を購入することができる。
この金券ショップのチケットは、基本的には回数券を1枚単位で販売しているもの。
販売価格は店舗によって違うが、回数券より少し高く、通常料金より安いのが一般的。
小田原-名古屋では、自由席回数券が1枚7,900円。
金券ショップでは、1枚7,900円～8,300円くらい。
年末年始・GW・お盆は利用できないが、それ以外の期間は通常きっぷよりお得。

ところが、小田原-名古屋では、回数券や金券ショップのチケットよりも安い方法がある！

 

【小田原-名古屋】回数券より安い方法は2つ！

小田原-名古屋では、自由席回数券を利用して、通常料金より安く乗ることができる。
回数券1枚の料金は、エクスプレス予約・スマートEXの自由席料金より安い。
しかし、この区間には、これより安く新幹線に乗る方法が2つある！

1．学生は「学割」の方がお得

学生は学割で新幹線に乗ると、乗車券部分が2割引になる。
小田原-名古屋では、学割利用で指定席は8,060円だが、自由席は7,530円。
自由席に乗るなら、回数券や金券ショップの格安チケットより、学割の方がお得！
なお、年末年始・GW・お盆は回数券は利用できないが、学割は利用可。

2．往復＆宿泊は「新幹線ホテルパック」が安い！

小田原-名古屋を新幹線で往復＆宿泊するなら、最も安いのは新幹線ホテルパック。
回数券で指定席通常きっぷより安くなるのは、片道2,400円。
ところが、新幹線ホテルパックなら、1人約3,200円安くなる！

例えば、小田原-名古屋は、指定席往復＆1泊5,900円で、1人24,100円かかる。
しかし、これをパックで予約すると、「ひかり」往復＆1泊で1人20,900円。
ここから宿泊費を引くと、指定席片道料金は実質7,500円と格安！

 

往復方法	片道料金	往復＋1泊合計
指定席通常料金	9,100円	24,100円
自由席回数券・EX早特1	7,900円	21,700円
学割自由席	7,530円	20,960円
新幹線パック（ひかり）	実質7,500円	20,900円

このように、回数券や金券ショップの格安チケットよりも、学生は学割の方が安い。
そして、往復＆宿泊するなら、新幹線パックはさらに安い！

 

 

回数券・格安チケットの購入方法・使い方・注意点

小田原-名古屋では、回数券よりも、ご紹介した2つの方法が安い。
それでも、金券ショップの新幹線チケットなどは購入しやすく、利用する方も多い。
では、利用するなら、どこでどのように購入し、どのように使えばいいのか？

購入方法

新幹線の回数券が購入できるのは、駅の窓口や主要な旅行会社の窓口。
6枚1セットでの購入が条件で、クレジットカードでの決済も可能。

それに対して、格安チケットは金券ショップへ行けば、誰でも1枚から簡単に購入できる。
ただし、金券ショップは現金払いが原則で、クレジットカードでは購入できない。

使い方

指定席の回数券や格安チケットは、駅の窓口や券売機で座席指定手続きを行う必要がある。
しかし、この区間で使える回数券は、自由席用のみ。

自由席用の回数券は、そのまま改札を通り、自由席に乗ることができる。
自由席であれば、「ひかり・こだま」のどの列車でも利用することができる。

注意点

回数券の有効期間は3ヶ月で、この期間中に全てを使い切らないと無効になる。
特に金券ショップで購入するチケットは、有効期限の残りが少ないこともあるので、早すぎる購入には注意したい。
また、回数券は年末年始・GW・お盆には利用できない。
当然、金券ショップの格安チケットも利用できないので、その期間中の旅行や帰省には他の方法を選択しなければならない。