小田原 京都 新幹線 回数券

 

小田原-京都で、回数券・金券ショップのチケットを使うのはお得か？

回数券や金券ショップの格安チケットを利用すると、新幹線には安く乗れる。
では、小田原-京都では、回数券は本当にお得なのか？料金を比較してみた。

 

 

 

回数券・金券ショップの格安チケット料金は？

まずは、小田原-京都の、回数券と金券ショップの格安チケットの料金を確認したい。
この区間の、回数券1枚の価格は？金券ショップでの販売価格は？

「自由席」回数券は1枚10,770円

小田原-京都では、回数券は「自由席」のみ、6枚1セットで販売されている。
販売価格は6枚で64,620円なので、1枚の価格は10,770円。
自由席通常料金（11,770円）と比較すると、片道1,000円、往復2,000円お得。
この回数券は、自由席なら「ひかり・こだま」のどちらでも乗れる。

座席	通常料金	回数券1枚	差額
普通車自由席	11,770円	10,770円	▲1,000円

なお、小田原-京都には、指定席用・グリーン車用の回数券の販売はない。

金券ショップの格安チケットの価格は？

金券ショップへ行くと、「新幹線格安チケット」を購入することができる。
この金券ショップのチケットは、基本的には回数券を1枚単位で販売しているもの。
販売価格は店舗によって違うが、回数券より少し高く、通常料金より安いのが一般的。
小田原-京都では、自由席回数券が1枚10,770円。
金券ショップでは、1枚10,800円～11,200円くらい。
通常きっぷの料金（指定席12,300円、自由席11,770円）と比較するとお得。

ところが、小田原-京都では、回数券や金券ショップのチケットよりも安い方法がある！

 

【小田原-京都】回数券より安い方法が2つある！

小田原-京都では、自由席回数券を利用すると、新幹線料金は通常きっぷより安くなる。
そして、自由席回数券1枚の料金は、エクスプレス予約・スマートEXの料金より安い。
しかし、この区間には、回数券より安く新幹線に乗る方法が2つある！

1．学生は「学割」の方が安い

学生は学割で新幹線に乗ると、乗車券部分が2割引になる。
小田原-京都で学割を利用すると、指定席は10,870円だが、自由席は10,340円。
自由席であれば、回数券や金券ショップの格安チケットより、学割の方が安い！
なお、年末年始・GW・お盆は回数券は利用できないが、学割は利用可。

2．往復＆宿泊なら「新幹線ホテルパック」が安い！

小田原-京都を新幹線で往復＆宿泊するなら、最も安いのは新幹線ホテルパック。
自由席回数券で指定席通常きっぷより安くなるのは、片道1,530円、往復3,060円。
ところが、新幹線ホテルパックなら、往復で1人約5,800円～9,400円安くなる！

例えば、小田原-京都は、指定席往復＆1泊8,800円の宿泊で、1人33,400円かかる。
しかし、これをパックで予約すると、「ひかり」往復＆1泊で1人27,600円。
ここから宿泊費を引くと、指定席片道料金は実質9,400円と格安！

そして、「こだま」往復のパックは、さらに安く1人24,000円。
ここから宿泊料金を引くと、片道料金は実質7,600円と安い！

往復方法	片道料金	往復＋1泊合計
指定席通常料金	12,300円	33,400円
自由席通常料金	11,770円	32,340円
自由席回数券	10,770円	31,340円
学割自由席	10,340円	29,480円
新幹線パック（ひかり）	実質9,400円	27,600円
新幹線パック（こだま）	実質7,600円	24,000円

片道であれば、回数券や金券ショップの格安チケットよりも、学生は学割の方が安い。
そして、往復＆宿泊するなら、新幹線パックを利用するとさらに安い！

 

 

回数券・格安チケットの購入方法・利用方法と注意点

小田原-京都では、回数券や金券ショップより、ご紹介した2つの方法が安い。
それでも、金券ショップの新幹線チケットは購入しやすく、利用する方も多い。
では、利用するなら、どのように購入し、どのように使えばいいのか？

購入方法

まず、新幹線の回数券が購入できるのは、駅の窓口や主要な旅行会社の窓口。
6枚1セットしか購入できず、クレジットカードでの決済も可能。

それに対して、格安チケットは金券ショップへ行けば、1枚から簡単に購入できる。
ただし、金券ショップは現金払いが原則で、クレジットカードでは購入できない。

利用方法

指定席の回数券であれば、駅の窓口や券売機で座席指定手続きを行う必要がある。
しかし、この区間で使える回数券は、自由席用のみで、指定席では利用できない。

自由席用の回数券は、そのまま改札を通り、自由席に乗る。
自由席であれば、「ひかり・こだま」のどちらでも利用でき、名古屋-京都間は「のぞみ」自由席を利用することもできる。

注意点

回数券の有効期間は3ヶ月で、この期間中に全てを使い切らないと、残った分は無効。
金券ショップで購入するチケットは、有効期限が3ヶ月全て残っているわけではない。
購入時点で有効期間の残りが少ないこともあるので、早すぎる購入には注意したい。
また、回数券は年末年始・GW・お盆には利用できないので、当然、金券ショップの格安チケットも利用できない。